「Breezound」

風の音聴きながら歩く街路樹の中
ため息が白く消えてゆく
夢のようで

書き連ねたこの唄を掌に握りしめて

とても大切なものをずっと
ねえ、もっと
守っていられたらそれでいいかな
また冬は僕を通り過ぎるけど
この街に散りばめた夢も、希望も、思い出も
忘れないから
聞こえる、教えてくれる
Breezound

夜が照らす鮮やかに広がるイルミネーション
流れる空
雪の中に埋めた

掘り起こしたら
君と見た夢の中に帰れるのかな

とても会いたくて、走って、会えなくて、叫んで
「どこで間違えたの」って問い続けて
分かんなくて
振り返って見つめたら
少しずつ雪が積もって
積もって
歩んでいく一歩ずつに重なり合った
だからまた進んでゆける
Snow Vision

「Precious Days」

今夢を見て
生きる理由を問われたの
考えて見つからなくて
今目が覚めて光るカーテンを開いて
窓の外に問いかけるの

空を見て、手をかざし
雲の隙間に降る太陽がまぶしくて
それだけで幸せで、だから分かる
これからも行きてゆける

服を着て、朝ご飯を急いで食べて
駆け足で駅に向かう毎日のこと
どうしてこんなに同じことがとても嬉しくて
バスを待つひなたぼっこ寝過ごさないよ今日は

So precious memories

今帰り道
夜の空を走る空気
冷たくて寂しくなって
今月明り白くおぼろげに頷き
雲の隙間に隠れたの

ちょっとだけ一休み
静かな街を見て
満ちてゆく、引いてゆく
海のように広い世界にいるの
思い出すの

いくつもの夢を見てくじけて
何度でも泣いて辛かった
苦しかった
でも大切な思い出

So precious days

輝いてる時間は早く過ぎるけど
ひとつずつ大事に踏みしめて行くよこれからも